東京 宝くじドリーム館で夢と現実を行ったり来たりしてみた
(見学日:2019年3月25日)
もともと宝くじは父がよく買っていて、小さいころからドリームジャンボとなれば銀座に並ぶ父に同行していたので、父との思い出の一番手だ。
昔の話で恐縮だが、20代前半のころ旧第一勧業銀行の本店で働くことになった際に、派遣先の候補に「宝くじ部」があったということもあって大人になってからも「宝くじ」には変な縁があるなと感じてた(実際は同時期採用の別の人が行った)。さらに当時は旧第一勧業銀行本店のある内幸町に宝くじドリーム館があった。
後述するが、宝くじについて調べることもあって、京橋に移転してからは初訪問となる東京宝くじドリーム館に行った。日曜休館なのでいつ行こうか考えた結果、昼休み返上で行くことになった。ちなみに大阪にも宝くじドリーム館がある。
入ってすぐ脇にあるのが、1億円の重さ体験。当たるには宝くじを購入しなくてはならないが、1億円分の紙の固まりを持ってみるのはタダである。
日銀本店の見学でも1億円の重さを体験できる。だが予約が必要だし、急に気になって思い立ったが吉日とタダで持ち上げに行けるのは宝くじドリーム館のいいところ(日曜は休館)。
その並びには、宝くじの高額当選者に渡されるという「その日から読む本」の一部抜粋版を読むことができる。当たったつもりで読むのはタダである。
壁面を飾るのは世界の宝くじや日本の宝くじの歴史や実物の展示。宝くじの展示もだけど、「くじを引く」ための機器も見ることができる。
宝くじの実物展示には【珍しい宝くじ】がある。横に3連で繋がっている宝くじ、上下2枚繋がっている宝くじ、万博などの記念デザイン宝くじなど。
じつは右上の2枚繋がっている(番号も同じ)宝くじは私のコレクションにある。図案は小島功が描いたもの。
横長で3連のものや、B5サイズで下部だけが宝くじとして切り離せるものも。
じつは左下のB5一枚で下の方を切り離すこともできる宝くじもコレクションにあったりする。
ハズレた宝くじを空(カラ)くじと言うが、ハズレくじの呼び方のひとつに「たぬきくじ」(=「た」を抜くと空くじになる)があって、じつはじつは私は自分の子ども時代の「たぬきくじ」をコレクションとして持っている。ちなみに当選金の交換時期を過ぎてしまった宝くじは、たとえ当たりの番号だったとしても紙くずです。これは額面通りの有価証券として使用できる切手とは大きく違うところ。
下の画像はそれを2019年春に同人誌で発行したもの。昭和50年代の東京都の宝くじの図案がとくに気に入ってる。
じつは夏コミで頒布したあとに、ねとらぼで記事にしていただいてたりする。
東京の宝くじドリーム館では、平日の毎日抽選会も行っているので、たまには宝くじ持ってワクワク大きな妄想に包まれるてみるのもいいかもしれない。
まずは買うところから。
(見学日:2019年3月25日)
◆ひとり
◆予約不要
◆入館無料