上野にある「水月ホテル鷗外荘」は、森鷗外ゆかりの旧邸を中庭に保存したホテルです。新型コロナウイルスの感染拡大で、宿泊や会食のキャンセルが相次いだことで、「水月ホテル鷗外荘」が130年の歴史に幕を降ろすと聞きました。
※見学日:2020年5月17日
その後、鷗外荘は根津神社へ移築されました
敷地内にある明治の文豪・森鴎外の旧邸は保存か移築を検討している段階だったので、見られるうちに鷗外荘を自分の目で見たくなり、せっかくなのでホテルにも宿泊してみた。

ホテルの中庭にあるので、ホテルの入り口を経由しないと入れません。宿泊者は入館料無料で自由に見学できました。

本物かはわからないけど、遺言書が飾られていました。




この旧宅で「舞姫」が執筆されたんだそうです。かなり昔で写真が残ってないのですが、鳥取に旅したときにふと立ち寄った国重要文化財の「仁風閣」という明治時代の洋風建築が、映画「舞姫」の撮影で使われたということで、記憶に残っていました。読みかけたままだったけれど、なんとなくあらすじは知っていたので、感慨ひとしおでした。


これは土蔵作りの蔵の間。


ここは「於母影(おもかげ)」という部屋。鷗外荘では、コロナ禍になる前は少人数の会食やコンサートに利用されていたそうです。

絨毯も椅子に張られた布の織りも素敵すぎて、こんな設えの部屋で食事してみたかった。もっと前に来るべきだったと後悔。

庭の池には鯉もおりました。

庭内を散策するのにもいい時期でした。晴れ女バンザイ。


ここで生活されていたのだなあ。

玄関脇に戻ってきました。

中庭がホテルに囲まれてるのがよくわかります。
水月ホテル鷗外荘メモ・リアル

ツインルーム。窓の外は緑が多いのと、とても静かなのと。

ホテルからも鷗外荘が見えました。

都内第1号の天然温泉「鷗外温泉」は、黒っぽい重炭酸泉の天然温泉。

そして中庭に面した

急に行こうと思いついてなんとか予約は取れたものの、朝食のみのプランでしか申し込めず。選べる朝食だったので、ホテルが本気で作ったであろう牛丼をチョイス。窓越しの景色も素晴らしかった。
ここが無くなるとはなんとも惜しい気持ちになりました。ひとまず来ることができて本当によかった。
(見学日:2020年5月17日)
◆2人(夫と)
◆予約不要
◆有料(宿泊者は無料)
一応、もう無いけれど、鷗外荘があった場所です。