ばんえい十勝でスタート地点探検ツアーに参加してきた
(見学日:2019年6月9日)
帯広といったら、世界で唯一の「ばんえい競馬」がある街。
早朝、タウシュベツ川橋梁ツアーに行って、朝食後に宿をチェックアウトして帯広市街までやってきました。
タウシュベツ川橋梁ツアーの様子はこちら ↓
やってきました「ばんえい十勝」!
ばんえい競馬場で開催する「ばんえい十勝バックヤードツアー」が目的だったのだけど、本日のイベントのところにもう一つ「スタート地点探検ツアー」っていうのを見つけて「え?どっち参加したらいいの?」って悩み始めることに。
スタート地点探検ツアーだと、あの辺を見れるのかな…
どちらにしても、ツアー先着順の入場券を買って入ろうとしたら開門前だったので、熱い眼差しのおじさん達と一緒に門が開くのを待ってみた。
待つこと10数分で門が開いた瞬間から、スタートダッシュでスタンド内の一番奥にある総合案内所に競歩みたいなスピードで向かう。
途中で親子に走って追い抜かれたのちょっと悔しいけど、無事に受付完了。この際に、バックヤードツアーも受付させてもらって一安心。
集合したらそのままマイクロバスに乗せてもらって、スタート地点探検ツアー開始。
スタンドとは反対側のスタート地点に到着して、バスを降りた。
レースで使われるソリが並んでる。 黄色いのは重しで、それがない空の状態ですでに450[kg]あるとのこと。実際に馬が曳くのは、これに騎手の重さも含めて、メインレースで800[Kg]、ばんえい記念になると1000[Kg](=1トン)にもなるそう。
重さを調節するのに使っている、重りを入れる箱を持たせてもらった。中身が入っていない状態でも結構重たい。
レースのために地面をならして、それぞれのコースにソリを置くために移動させる作業の真っ最中でした。
出走ゲートの裏側が見れるのは、このツアーならではの特典!
これは練習用のゲート。馬がゲートに慣れるまで練習するのに使ってます。
だんだんと準備ができてきて、ゲートの後ろにソリが並んできた。
再びバス車窓から障害の斜面もトンボでならしているのを横目に見ながら移動。
ここがゴール地点。ゴール付近はあっさりしてる。
バスで厩舎エリアに向かいます。
競馬場スタンドから近いところには練習用のソリがいっぱい置いてある。
厩舎は30棟あってて、700頭収容できるとのこと。
車窓からでも作業してる風景が見えたりする。
一般的な馬よりも大きいから何頭も並んでると壮観なのです。
途中で装蹄所(馬に蹄鉄をつける所)を通りかかったら作業するところだった。
その蹄鉄だけど、ばんえいで使ってるものは鉄製で、夏と冬では冬は雪が多いから引っ掛かりがある。参考までにサラブレッドが使っているのはアルミ製。
スタンドに戻って解散した後、一人で資料展示エリアに来てみたら、資料の中に『銀の匙』のイラストなんかもあったよ。
そして、戻ってきたらコースの整備も完了してた。
次に参加する見学ツアーまで少し時間があったので、馬券を買ってみた。
馬券じゃなくて投票券っていうのか。
帰ってきてから撮ったけど、これがスタート地点探検ツアーのお土産でいただいたポストカードとハンドタオル。
お土産なくても、ここまで色々と見学できるのでチャンスがあれば参加したらいいと思う!
(見学日:2019年6月10日)
◆1人
◆当日先着
◆有料(お土産つき)