宮城に行ってきました(終)
宮城の旅の最後の日をつづります。
仙台青葉まつりの宵まつりを堪能した翌朝、朝から晴天でしたが頭痛のためチェックアウトまで部屋で過ごして最初は仙台駅でロッカーに荷物を預けます。本当は本まつりの伊達古式火縄銃演武を見たかったんですが、この時点で間に合わないとわかって、晴れたら行こうと思っていた場所に行くことにしました。
仙台市営地下鉄の東西線に乗り、仙台駅から6駅目の西の終点である「八木山動物公園駅」に向かいます。
とりあえず、どんな駅か降りてみることにしました。
地下鉄ということでホームも地下にありますが、改札階に向かうエレベーターに何やら書いてあるように、この八木山動物公園駅は地下鉄の駅としては日本一標高が高いところにあるそうで。
八木山動物公園への連結口という出口に向かうために、改札階からまたエレベーターに乗って上がると標高136.4メートルの眺めの良い広場になっていました。画像が斜めになってますけど、海見えるんですよ!太平洋ですよ!
晴れ女の面目躍如です。ピーカンです。
広場の反対側には八木山動物公園の入り口が見えてます。
何だろうと思ったら横の説明書きによると顔ハメだって。立体のは初めて見た。
動物公園に寄る時間もないし日焼けしそうなので早々に引き返すことにします。
本当の目的は八木山動物公園駅ではなくて、隣駅である青葉山駅との間の渓谷を跨ぐのを見てみたかったのです。だって地下鉄なのに「渓谷を跨ぐ」んですよ?
人の目が気になってたらあっという間に渓谷を過ぎてしまいました…突然外に出て「竜ノ口渓谷」を跨いでまたトンネルに入ってしまったので…。
下は見えなかったけど山の合間って感じですよね。
市営地下鉄東西線にはもう一か所、国際センター駅と大町西公園駅の間でも広瀬川を越えます。車窓からなんとか橋と川の水面が切り取れた。
昼ご飯も食べずに冒険していたので、広瀬川を越えて大町西公園駅で下車してまた歩きます。途中で、正宗公にも遇いました。
ビルが正宗公!!仙台ならではのユーモアというか、粋です。
次の目的地というか休憩場所が見えてきました。
月がモチーフのようですね…
ここは洋菓子も置いてあって、購入した菓子を店内で食べることができるのです。珈琲はセルフサービスで無料というホスピタリティ。イートインしたい旨お願いするとお皿に乗せて運んできてくれるのもありがたいです。食べたのは一番人気だという「生パイ」。サクサクっとしたパイに生クリームとカスタードクリームが挟んであり、フォークが付いてますがほろほろと崩れてしまうので、教えてもらった通り手で持ってかぶりつきました
このお値段でこのクオリティ!ってくらい美味しかったので、絶賛した挙句これを東京に持ち帰ることにしました。運送時間的に冷蔵パック必須だったのですがこういう時に大人の力を使うものですね。他のケーキも食べたかったけど駅に向かわなくては。
ここから仙台駅まで歩いてしまったのですが、途中またすずめ踊りに翻弄されてゆっくり昼ご飯にありつけず、立ち食い蕎麦をたぐり、仙台駅でお土産をかき集めて、新幹線で食べる用に最近人気という凍天を買って帰京しました。新幹線に乗ったら爆睡してしまって凍天は少し固くなったのを家で食べました。
子どもの頃から仙台は馴染みがあって親しみのある街ですが、本当にどの季節でもどこを切り取っても素敵な街なのでおススメだし、次に行った時の計画も今から練り練りしちゃったりする自分がいます。また行けますように(終)