JALの工場見学で格納庫からの暮れ往く夕景がかっこよかった
3年ぶり通算10回目のJALの工場見学。20人越えの大所帯での見学会を企画して仲良しの仲間たちと行ってきた。
JALの工場見学が施設リニューアル工事のために6月から当面見学休止する前段階として、展示エリアが段階的にクローズする関係か3月は夕方の回が無くなる。16時の回で日没を見れるのは2月いっぱいがギリギリと踏んでなんとか予約ができたのが去年の8月。
座学のあとは第1格納庫。定期的に機体の点検・重整備を行っていて、ここは2階の高さから見下ろす感じ。ちょうど2機が点検中。
続く第2格納庫は1機だったところに、奥にB777-300(ボーイング・トリプルセブン・ダッシュ・サンビャク)が入ってきていた。格納庫の外であるA滑走路にはJAL機の向こうに赤い進入灯が見える。さらに多摩川を挟んで川崎の浮島工場地帯。この日は南風だったためA滑走路は離陸に使われていたので、格納庫の中にもジェット音が響き渡ってた。
第2格納庫ではヘルメットを着用すると飛行機の並ぶところに降りられる。降りて間もなく、赤色灯がついて「扉が動きます。ご注意ください」の音声が流れて、右半分にあった天井まで届く高さの扉がゆっくりと左奥まで移動する様子を堪能させていただけた。これは今回のラッキー。
扉が移動したあとには、B777-300ERが入庫してきた。先に入庫してきていたB777-300と違って最後にERが着くのは国際線仕様の機体だから。
空港で働くくるま。今しがたB777-300ERを入庫させたのはトーイングトラクターといって、飛行機はバックできないので、前輪を乗せて飛行機を移動させるときなどに使う。
第2格納庫の見学が終わり階段を上ってヘルメットを返却したあと、さっき入庫してきたB777-300ERの尾翼を間近で見ることができた。格納庫の外はもう夜に向かうブルー。
再び第1格納庫も通過して、ちらりと見えた浮島工場地帯がかっこいいったらない。
最初に施設リニューアルと書いたが、2013年7月にリニューアルオープンしたときも、見学コースが新しくなった早々の10月に来ていた。そんなわけでちょっと感慨深かったりする。
制服の試着・撮影ができたり、マーシャリングの体験など、展示だけではない素敵なMUSEUMだったので、また新しくなったら行こうと思う。
今回は夕方に終わるのもあり、見学のあとは移動して蒲田の餃子で打ち上げをした。
楽しいだけじゃなく、とても旨かったのを付け加えておきたい。
(見学日:2020年2月22日)