見学日和 ~社会科見学とか工場見学とかあれこれ

社会科見学&工場見学や旅とかいろいろメモ

クリクラ町田工場で世界の水に出会ってきた

ウォーターサーバーで水を提供しているクリクラでは埼玉県本庄と東京都町田の工場見学ができる。どちらも毎日ではないが土曜日に見学できるのはありがたい。
今回は小田急線に乗って町田工場へ。いくつか行き方はあるがバスで行くには小田急線の鶴川駅からとなっていた。バス停からは割と近い。
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工場というか受付はクリクラ中央研究所の2階。f:id:houk0:20190126135422j:plain

研究所に入ると1階は小さなエレベーターホールだけで、クリクラのPRキャラクターがお出迎えしてくれた。そうか君がクリクラのCMにも出てたっけね。f:id:houk0:20190126152002j:plain 
2階のホール入り口入って受付を済ませると、ホールにあるテーブルでペットボトルにお絵かき。土曜の午後なので親子ばかりで子ども達が楽しそうに絵を描いてた。まさか工場見学でいきなり絵を描くと思ってなかったので絵心もなく1月ってことで「一富士二鷹三茄子」を描いたものの富士山が太っちょ過ぎたので失敗。f:id:houk0:20190126135852j:plain

ここで見学できる工場はウォーターサーバーにセットされる水をボトリングする工場で、先に研究所の中の見学。 

クリクラの見学で面白いのは、3階にある世界の水を集めたギャラリー。
世界で水道水がそのまま飲める国は196か国のうち、日本も含めて15か国しかないのだそう。なるほどボトルウォーターの方が一般的な国の方が多いというのも納得。
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所狭しと世界のペットボトルが並ぶ。こんなにあるんだ…という驚き。f:id:houk0:20190126140729j:plain

キルギスのペットボトルのところにはミニチュアのゲルが置いてあるの可愛い。f:id:houk0:20200622010258j:plain

フランスは種類も豊富。 f:id:houk0:20200622005836j:plain

とくに代表格のエビアン!毎年発売される年ごとのデザイナーズボトルもコレクションされている。真ん中のピンクの柄は2017年のクリスチャン・ラクロワのデザイン。f:id:houk0:20200622010003j:plain

国やエリアごとの展示のほかに「王侯貴族が愛飲した水」。画像はロシア皇帝も愛飲したとされるグルジアのボルジョミというボトルウォーター。f:id:houk0:20200622010233j:plain

セレブに愛された水のコーナーも。日本製なのにこんなに知らない水があるとは。f:id:houk0:20190126140821j:plain

ブルガリの水も高級感がすごい。f:id:houk0:20190126142328j:plain

日本のミネラルウオーター。f:id:houk0:20190126140956j:plain

そしてこれは、G7伊勢志摩サミットで採用された奥会津の天然炭酸水ですと。 f:id:houk0:20200622005935j:plain

こちらは明治時代に「バンザイ・ウォーター」として欧米に輸出もされていたもの。国内でも宮内庁や大使館で使用されたことがあるそう。 f:id:houk0:20190126142428j:plain

それにしても最近の日本のペットボトル飲料水は様々な形やデザインが豊富。 f:id:houk0:20200622005949j:plain

隅の方に世界のウォーターサーバーもあった。f:id:houk0:20190126140459j:plain

ギャラリーの案内が終わって、また2階ホールに戻ったところで、軟水と硬水の違いについての勉強。硬水の方はストレートで飲んで違いがわかるくらいの硬度。
そして軟水と硬水を使った実験スタート。お一人さまなので窓際を占領してみた。 f:id:houk0:20190126144831j:plain

どちらの水(熱湯)で淹れた紅茶が美味しいかの飲み比べ。左の方は澄んでいて、右の方は濁ってる。濁ってる方は硬水で、硬水で紅茶を淹れると紅茶に含まれるタンニンなどが水の中のミネラルと結合して黒っぽく濁りもでてしまうのを確認。反対に軟水だと香りも柔らかく澄んだ紅茶になるので、紅茶は軟水で淹れた方が美味しくなる…のも体験できた。 f:id:houk0:20190126145221j:plain

軟水と硬水でそれぞれ向いている使い方があるそうで、なんでもかんでも軟水の方がいいというわけではなく、珈琲でもマンデリンなどは硬水(にもよるけど)の方がよい場合もあるのだとか。(ブルマンは軟水がおすすめって言ってた気がする)

実験を終えて、やっとボトリング工場の見学です。同じ敷地内というか研究所の目の前にある工場へ徒歩で移動。f:id:houk0:20190126152045j:plain

内部は撮影禁止でした。わりと短めのラインでそのほとんどがろ過装置を占めてた。飲み水として合格している水道水を4種類のろ過装置を使ってさらに不純物や雑味を取り除いてからボトリングして一旦倉庫に保管して1時間ごとの抜き出し検査に合格してから出荷しているのだそうです。

最後はアンケートを書いてお土産をいただいて終了。工場だけでみるとシンプルすぎて物足りなさはあるけど、補って余りあるくらいの世界の水ギャラリーはお勧めします。

 

www.crecla.jp


(見学日:2019年1月26日)
 ◆ひとり
 ◆ネット予約
 ◆無料