見学日和 ~社会科見学とか工場見学とかあれこれ

社会科見学&工場見学や旅とかいろいろメモ

【見学】カゴメ富士見工場@長野


「野菜生活」をはじめ、野菜や果物を使った健康的な製品づくりには定評のあるカゴメ
トマトジュースやケチャップでも大手メーカーであるカゴメは国内に8つの工場があって、うち見学可能で、なおかつ個人での見学ができるのは長野県にある富士見工場だけ。それも毎年夏休みだけの期間限定となったらそれでなくても限定に弱いワタクシ行ってきましたよ。 

今回は午後の回の見学を申し込みました。
駐車場に車を止め、事務棟の2階のホールに案内されました。まずはそこでカゴメの工場やトマトについての概要説明のあとはビデオ観賞。


ホールの前にはカゴメで作られてる製品が工場ごとにわかりやすく並んでいます。最上段と二段目の真ん中が富士見工場。主に紙パック飲料を作っています。この紙パック飲料は一日に5万~6万ケース、ペットボトル飲料も2万ケースが生産されています。
富士見工場で生産している紙パックの野菜ジュースは年間にすると1360万ケースにもなり、この数字は日本一および世界一の記録なんだって!


トイレ休憩のあとは外に出て、夏ならでこそのトマトの収穫体験に向かいます。工場敷地内の畑に行くのに日差しが強いので、貸出し用の日除けの傘も玄関に置いてありました。
真っ赤なトマト色の傘です!
持ち手のところは緑じゃなかったけど。


歩行者用の木道を歩いて工場の裏手の畑に向かいます。


カゴメ工場内にある専用農場が見えてきた。


ここで栽培されているトマトは「凛々子(りりこ)」と言って、カゴメがジュース専用に開発した、リコピンが生食用トマトの3倍もある中まで真っ赤なトマトなのです。


案内された畑では、今回収穫したトマトを持ち帰らせて下さるとのことで、私たちは家族で袋を2枚もらい、袋いっぱいに真っ赤なトマトを詰めました!


普通のハウス栽培と違って添え木などがなく、真っ赤なものほど地面のほうにあるのが不思議な感じ。採るときは実を持ってクルっと回すとヘタからきれいに採れるのが特徴です。


さっそく摘みたての「凛々子」をガブリ。本当に中まで真っ赤!!
トマトの美味しさが凝縮したトマト好きにはたまらない味!
やっぱりトマトはおひさまの下で採りたてを食べるのが一番美味い!
すっかり「凛々子」のファンになりました…

畑での収穫体験のあとは、工場の中の見学になります。(トマトは持ったまま)
見学通路からはペットボトルのラベルをはめたり、紙パックのジュースにストローが付けられたり、最後に箱に入ってパレットに積み上げるまでの工程を見ました。途中で野菜を煮詰めているいい香りもしたなぁ。

トマトジュースにはたいてい「濃縮還元」と記載されてるけど、それはトマトの旬ではない時期にも使えるように収穫したものを保存して使っているからであって、時期にもよるけど夏などは旬の生トマトで作ったトマトジュースが出回ってるそうです。

たしかにその後気をつけてみていたら「濃縮還元」と書かれていないものを見かけました。そういった細かい気配りがカゴメのすごいところなんだろうな。
家族連れが多くてあまり細かく質問が出来なかったのが心残り。


外から戻った見学者には、冷えた紙パック飲料が待っておりました。
ここで私がもらったのは、原材料トマトのみ(濃縮還元)の「さらっと、しっかり、トマト」。
初めて目にしたけど美味しくて気に入ったので、ここで特別販売してたで買いました。「スーパーとかでは見かけないですね」って担当の方に言ってみたら、カゴメはあまり値引きをしないので人気のものしか扱ってくれない店もあるので是非要望を出して取り扱い店を増やしてください!とお願いされました。


そして、これが今回家族4人で見学して戴いてきたお土産です。
一人当たり、紙パックのジュース2本にミニサイズのソースが1本なので、それが4セット。さらに自分たちで収穫した「凛々子」が2袋分。それと右下にあるのはBMI簡易計測グッズ。これは恐ろくて使えないっていうか使ってない(笑)

≪見学日:2008.8.14≫