【見学】JAL機体整備工場でB767のM整備を見た
友人が幹事をしてくれた見学ツアーでJALの整備工場に行ってきた。 飛行機の整備工場といえば、前年のANAに続いて初めてのJAL。
そして「整備場駅」の整備工場の見学はこれが最初で最後になった。
(こののちJALの工場見学は新整備場駅のメインテナンスセンターに移転した)
整備場駅からてくてく歩いてJALの文字が見えるビルに到着。そこの上層階の見学ホールで座学で飛行機の飛ぶ原理などを教えていただく。それまで1度しか飛行機の旅をしたことがないし、それも国際線だから成田だし。ってANAの記事でも書いた気がする。
まあ、とにかく高所恐怖症の自分には金属の塊が飛ぶのがやっぱり信じられないわけで。(説明を聞いたときはわかる!けど理解できても納得できてない…)
この日の浮力、揚力、推進力の説明のための模型にはスヌーピー様がご搭乗。
扇風機の風を受けて浮き上がって行く様子は魔法のようでした。
見学ルームの後ろの方にはいくつか展示も。
今でこそ当たり前のように知ってる顔してますが、ハニカム構造を実感したのはこの日が初めて。機体の軽量化でアルミを使用している。
飛行機の内部がわかる模型のアップ。
座学が終わっていよいよ整備工場に突入。この日はB767を整備しているとのこと。みんなでヘルメット被ってドアの向こうの整備区域へ。
(色合いが)ガンダムとかいてもおかしくないんじゃ?っていう感じで、足場がいっぱいあってかっこいい空間。
飛行機然とした機体が見当たらないと思ったら、M整備といわれる6~8年ごとに1カ月かけて行われる重整備の真っ最中。
機内部分も内装がはずされてむき出しの状態。
シートや内装を全部はずして点検・整備するだけでなく、今回は塗装もしなおすのだそうです。塗装をはがしてる状態ではどこもメタリック。塗装をするときのためにすでにレドームは養生されている。
普段見知っている飛行機じゃないみたいなメタル感。
エンジンもカバーがはずされてロボットの内臓っぽい。というか「AKIRA」でアキラくんが保管されてるドーム思い出した。
エンジンのカバーもこのとおり。
整備用具置き場。
翼の部分は白いままで、翼以外はメタリック。
客席頭上にある荷物棚も外に置かれてます。
そしてこれ。
これなんだと思いますか。(人とのサイズ比較)
こればっかり貼ってすみません。飛行機のトイレタンクなのです。ちょっと嬉しくていっぱい撮ってたので。こんなのが見れるのも貴重なM整備だからこそ!
...やっぱり本当はホワイトベースを整備してるのでは!(個人の感想です)
整備区域を出る前に目に入った「それは本当にSCRAPですか!!」
おまけ。座学のときに通った社食のサンプル。
お土産がワゴンに並んでました。
自分の見学ノートのメモと記憶に間違いがないか、幹事をやってくれた亡き親友のmixiの日記を確認させてもらったら、この日の日記のタイトルが「見学日和」ってなっててジーンと来たし感謝でいっぱいになったのはここだけの秘密。
(見学日:2006年1月30日)