【見学】ANA機体メンテナンスセンター

ANAの機体メンテナンスセンターを見学してきました。

初めての飛行機の整備工場見学はANA！平日限定なので午後半休を取った。
東京モノレールに乗って、新整備場駅から徒歩。
2005年の時点ではまだ飛行機といえば成田から香港往復しかしたことなかったので、羽田空港周りは縁が無いしモノレールは高所恐怖症には少し怖いし。ホント、久しぶりに乗りました。

見学者へのお土産に日付入りのカード。


メンテナンスセンターのビルにつくとすぐエレベーターで上がり、講堂で100人近くが一緒になってお話を聞きました。
ＡＮＡの飛行機の移り変わり、機種の説明、なぜ飛ぶのかの実験、ライフジャケット実装（一人だけね）、クイズ。実験を手伝った人たちやクイズで珍回答の人、正解者、
その人たちだけはオリジナルグッズを特典としてもらっていました。

講義が終わると整備士さんたちの仕事振りのビデオです。ついでにその間を利用してトイレタイム。戻ってきたらビデオはGood　Luck（キムタクのドラマ）でした。キムタクはたいして好きじゃないので堤真一と長さん狙いで再放送を見てたのですが、見ててよかった！あのドラマの撮影したのがこのメンテナンスセンターなのだそうです。

講堂を出ると、水色のヘルメットを着用していよいよ見学です。

今日はなんと、とてもラッキー！
格納庫の扉を開ける前に案内のお姉さんが「みなさん今日はとてもラッキーです！なんとポケモンジェットが入ってきたそうです！」と興奮してたのですが、さっき講義を聴いている間にポケモンジェットが入ってきたとのこと。（日によって時間によって整備機体は変わるので直前まで見学者には不明）

見ると2004年に登場したボーイング747「ピカチュウジャンボ」でした！

まずは上から格納庫全体を見下ろします。工場内の時計は遠くから見えるように直径２メートル近くもあるのにびっくり。デカイ！

階段を下りてだんだんとピカチュウジャンボに近づいていきます。
滅多に見れないという話なのでついコーフンして写真取りまくりです。
さらにもう一段･･･。水平尾翼などなど後の方の各部の説明。
で、もう少し降りると地上です。今度はぐるっと前方をまわって離陸時の映像を取り込むレンズの場所を教えてもらいました。

横っ腹にはポケモンのプラスルとマイナンも見えました。


そして前方からエンジンの説明。
主翼が後に向かって広がってるので、遠近法で大小を感じてしまうのですが、エンジン４基はすべて同じ大きさです、とのこと。
ここでエンジンの大きさが同じかどうかクイズに出されたのですが、「同じ」という答えで手をあげたらオリジナルステッカーをご褒美に頂きました。ラッキー！

そのすぐあとに、点検が終わってお尻からでていくジャンボを見送りました。
ジャンボって自分で後に下がれないから専用の自動車で頭のほうから押してあげるんですと。

ANAの格納庫から見える空も夕暮れてきました。


最後にヘルメットをはずしたところで、ずっと気になっていた機器について用途を質問してみました。聞いてみたら、お姉さんも知らないと。すると通りがかった作業服の方に聞いてくれて、「洗眼機」を作動していただきました。予想とは少し違った水の出方でしたが、薬品が目に入ってしまったときはとにかくこれで顔中ぬらしても「目を洗う」ことが大事だと教えていただきました。
最後の最後で少し列に遅れてしまいましたが、疑問を残さずに帰れてよかったです。

（終）