青森の旅2019(4)八戸観光:種差海岸~蕪嶋神社・八食センター
青森4日目。ホテルは変われど八戸泊なので八戸で過ごした一日。
午後は八食センターを冷やかしに行く予定で、朝食もそこそこにドライブに出発。
まず八戸市街から南下して最初に行ったのは、世増(よまさり)ダム。
そこから、一気に東進して太平洋側に出て、海岸線に沿って北上すると、名勝・種差海岸に出る。
昨日と打って変わってかなり良い天気ではあるが、強風警報でものすごく強い風に吹かれて髪がぼさぼさになった。打ち寄せる白波で風の強さがわかるだろうか。
種差海岸のところは駐車場から遊歩道にもなっていて、ベンチには海を見ているカップルや散策する老夫婦なども見かけた。強風なのに。
種差海岸からさらに海岸線に沿って北上すると「道の碑」というのが建っている。
東山魁夷の「道」という有名な作品のモデルとなった場所だそう。東山魁夷の絵が大好きなので、ここから「道」の絵を思い浮かべながら写真だけ撮った。
良い感じに撮るには車が来ないか見張っててくれる人がいないと無理。危ないのでおすすめしません…
そこから葦毛崎展望台を横目に見つつ通り過ぎて海岸線に沿って左に大きく曲がると、蕪嶋という丘の上に立つ蕪嶋神社がある。2015年に本殿が火災で焼失し、まだ再建工事をしていたので御朱印はプレハブの社務所にて。
蕪嶋は天然記念物のウミネコの生息地でもあって、蕪嶋神社の稜線に見える白い点々は花じゃなくてウミネコ。
そのウミネコがとんでもなくたくさん居て風に吹かれてじっとしている。さすが強風警報発令中なだけあって八戸港も荒れて飛沫がシャワーのように飛んでくる。
偶然、卵を抱えるウミネコ発見。写真撮ってたらすごい睨まれた。
圧倒的にウミネコだらけ。
蕪嶋神社を後にしてホテルに戻る途中、友人に教えてもらった面白スポットで遊んできた。JR八戸線「鮫駅」の駅前にある鮫のオブジェは空洞になっているので、こんな写真が取れます。強風のおかげで臨場感が出た気がする。
ホテルに戻って車を置いてバスに乗り、八戸で楽しみにしていた「八食センター」という大きな市場へ。
とにかく食品店がたくさん入っていて隣接した建屋には食堂やレストランも併設してて家族で一日食い倒れできそう。ここも友人に聞いて行ったのだけど、昼を過ぎた時間だったので、焼き物の屋台は売切れ続出だったり(夫が)しょんぼり。逆に刺身や惣菜は値引きしてくれたりしたのでお得に食べられました。グルグル回ってあちこちで気になったものだけ買って休憩コーナーのテーブルで食べた。バスで来たので夫は心置きなく新鮮な魚介や惣菜をつまにみビールを飲んでご機嫌。
私がお付き合いできない魚介類は、1個単位で売っている店でお願いして殻むいてもらったりトレイや醤油までもらって運転ばかりの夫にプレゼント。ウニと活きホタテと生牡蠣。我がまま聞いてくれたお店の皆さんありがとうございました。
八食センターでは、聞いたことない名前の魚(や刺身)がいろいろあったけど、お店の人と話しながらまけてもらって買った刺身がことのほか美味しかった!魚介は苦手分野で恐々食べた海鮮丼も生まれて初めて美味しいと思って完食できた。
青森の海の幸ありがとう。八食センターありがとう。
もう1泊できたら八戸の工場夜景も見に行けたのにな~。
(旅はまだつづく)